テレビ朝日の金曜3番組合同記者会見が18日、東京・六本木の同局で行われ、タモリ(74)マツコ・デラックス(46)有吉弘行(45)長嶋一茂(53)石原良純(57)高嶋ちさ子(51)サバンナ高橋茂雄(43)が出席した。

同局は10月改編にともない、金曜のゴールデン帯を改革。午後7時から「ザワつく!金曜日」、午後8時から「マツコ&有吉 かりそめ天国」、午後9時から「ミュージックステーション」を放送する。これまで午後8時に放送していた「Mステ」は33年ぶりの枠移動となる。

「Mステ」オープニング曲が流れる中、一同はタモリに呼び込まれる形で登場。テレビ界の人気者の集合に、タモリは「このメンバーが一堂に会することってないよね。クセが強いよね」とニヤリと笑った。

それぞれの交流を話す場面では、マツコはタモリの自宅を訪問したエピソードを明かし「タモリさんちの猫にずっとシャーってやられてました」と回想。有吉は「一茂さんちに落書きしたことある」と、一茂の自宅が落書きされた過去の騒動を蒸し返すと、一茂も「『バカ息子』って書いたのお前か!いいかげんにしろ!」と応じて笑いをさらった。

進行役を務めた高橋は、個性派メンバーの自由すぎるトークに手を焼いた。必死の仕切りもむなしく、一茂が「天気予報が当たらない」と良純に文句を言えば、良純も「今日の天気は難しいんだよ!前線が南から上がって…」と口げんかを開始した。タモリは「このメンバーで番組をやるとしたら」との質問に「できないと思います」と断言。マツコと有吉のトークについては「キャッチボールができている」としたが、良純と一茂については「トークのバッティングセンター。言いっ放しでまとまるわけない!」と話していた。