ガールズユニット821(ハニー)のデビュー記者会見が24日、都内で開催され、デビュー曲となるデジタルシングル「WHO」の2月28日配信決定が発表された。

同グループは18年のホリプロスカウトキャラバンで選出されたメンバーにより19年10月、結成。メンバーはリコ(13)レイア(14)アオ(12)カンナ(15)ユリナ(14)の5人。グループ名「821」は142番目の素数で、1とその数字でしか割れないことから、ユニットそのものが誰にも割れない唯一無二なものであり、1人1人が個性を発揮する特別な存在になっていくことを目指して命名された。

デビュー曲についてアオは「821はこういうグループだよというメッセージが込められた、私たちの自己紹介ソングになっています」と紹介。リコは聞きどころを「TWICEさんやRed Velvetさんなど世界的なグループの曲を作った方に作っていただきました。1回聞いたら絶対忘れないメロディーとリズムが聞きどころです」とアピールした。

ミュージックビデオ(MV)も撮影され、予告編がYouTubeで公開されている。MVについてユリナは「演技自体が初めての経験でしたが、特に殺陣のシーンはがんばったので見てほしいです。不思議なストーリーなので何度見ても楽しめるミュージックビデオです」と話した。

カンナは「これからメンバーと一緒にがんばっていくので、応援よろしくお願いします」と初々しくあいさつし、メンバー全員で「よろしくお願いします」と頭を下げた。

19年3月から、少女漫画「りぼん」で連載された「きみとゆめみる羊」でメンバーと同名の少女たちがタレントオーディションを通して成長する姿が描かれていた。同11月末の最終話では、同作が821の実話であることを明かしていた。