テレビ朝日系平日昼の3番組「大下容子ワイド!スクランブル」「徹子の部屋」「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」の放送時間が30日から変更されることが1日、分かった。

情報番組「ワイド-」は、現在午前10時25分~正午(第1部)と、午後12時50分~同1時40分(第2部)の2部制で放送。30日から第2部を6年ぶりに正午~午後1時放送とし、第1部から継続した2時間35分の番組となる。放送時間も10分延長される。

「ワイド-」第1部はTBS系「ひるおび!」、フジテレビ系「ノンストップ!」といった同時間帯番組の中で好視聴率を維持しており、好調の流れを午後帯につなげる狙いがある。同局は「第1部の視聴習慣を堅持し、12時の勝負コーナーへ、つながりを大切に一体感のあるニュース番組をお届けします」。MCの大下容子アナ(49)は「皆さんの疑問や意見を取り入れてより生放送を意識していけたら」と話す。

19年4月から通年放送する帯ドラマ「やすらぎの刻~道」(午後12時30分)は3月で終了し、正午放送のトーク番組「徹子の部屋」は「ワイド-」第2部終了後の午後1時に枠移動する。76年の番組開始から14年まで午後1時台に放送されており、視聴者がなじんだ時間帯に戻るとも言える。「徹子-」は今春45周年を迎える、同局の看板番組。黒柳は50周年を視野に「50年、1人の人間が番組を続けたという例は世界でもないと思う」と意気込んでいる。「おしゃべりクッキング」は「徹子-」終了後の午後1時30分放送となる。