6人組ダンス&ボーカルユニット、PRIZMAXの解散ライブ「Live Level 0~FINAL~」が27日、東京・日テレらんらんホールで行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客、配信ライブとなった。

メンバーはライブ前に取材に応じた。リーダーの清水大樹(28)は、7年前のCDデビュー日を解散の日に決めたことを「僕たちの節目。3・27にこだわった」と話した。ボーカルの森崎ウィン(29)は「(解散は)みんなで決めたことではあるけどさみしい。さみしいですが、何かを届けなきゃいけない。言葉にできない思いも画面越しに見ているみんなに伝えたい」。

無観客ライブになったことについて、パフォーマーの島田翼(23)は「正直言うと、コロナのバカヤローですが、エンターテイナーとして何ができるかを考えた時、ライブを超えた内容の映像コンテンツにしたい」と意気込み、森崎は「悔しいですが、何かを届けなきゃいけない気持ちは変わらない。一番にくるのは感謝です」と話した。

ライブ終盤にはそれぞれがあいさつ。森崎は「皆さんに本当に感謝しています。わがままを聞いてくれたり、強がっていた時もつつみこんでくれたり。PRIZMAXは帰ってくる場所。音楽に出会って、音楽を好きになったのはこのグループのおかげです。親友ができたのもこのグループのおかげです。人生、PRIZMAXなしでは語れません」と、メンバーやファンに感謝した。

清水は「みんなが心優しかった。心優しいメンバーだったから、心優しいホリック(=ファン)が集まってくれた。胸張れる環境にいました」と話した。

何度も「幸せでした」を繰り返した島田は「ホリックのみんなありがとう。ホリックは仲良しだって聞いてます。その友情は続けていってほしい。今は感謝の気持ちしか出てこない」と、感慨を語った。

1年前にメンバーに加わった小川史記(25)は「一生忘れることのない1年でした」、ケビン(22)は「次の活動に向けて全力で頑張って音楽を突き詰めていきたい」、森英寿(20)は「この1年、僕1人で成長できたとは思っていません。皆さんの支えがあったからこそ」と話した。

メンバーはアンコールを含め全15曲を披露した。