プロミュージシャンに特化したライブ配信サイト「マホキャスト」で、オンラインライブを23日に行うシンガー・ソングライター川島ケイジが18日、日刊スポーツにコメントを寄せた。

YouTubeやニコニコ動画、SHOWROOMなど生配信可能なサイトは多数あるが、同サイトはプロミュージシャンに特化。気に入ったアーティストのライブ配信を見るために、視聴者がチケット購入を必要とするのが特徴だ。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の発令でライブ活動ができないミュージシャンにとっては、健全な形で自身の音楽をファンに届けられる仕組みになっている。

川島は新型コロナウイルス騒動が起こる前から同サイトでのライブ配信を始めている。「撮影から全てをサポートしてくれるのでとても心強いです。映像、音響のクオリティーも素晴らしく、ご視聴いただいた方々の満足度が非常に高いものでした」という。「今コロナウイルスの影響で次々とイベントが延期や中止となり、ライブが出来ない厳しい状況が続いてます。だからこそ、このシステムが必要とされていると思います」と訴えた。

この苦境も表現者としての試練。そう前向きに捉える。「生のライブに勝るものはありませんが、触れられない形の愛をどう表現して行くか、伝えて行くかが、今僕らに課せられる気がします。少しでも皆さんが前向きになれるように歌を届けたいと思います」とメッセージを贈った。