歌舞伎俳優松本幸四郎(47)の構成・演出・主演で、史上初のオンライン歌舞伎となる図夢歌舞伎「忠臣蔵」を上演・配信することが13日、分かった。
歌舞伎手法による映像表現という20年来の幸四郎の「夢」を図る歌舞伎が実現する。上演時間11時間の名作「仮名手本忠臣蔵」十一段を、5回に分けて上演する。リアルタイムの芝居にこだわり、今流行の「Zoom」を使い、別空間の俳優や、事前収録した幸四郎とリアルタイムの幸四郎が画面上で共演するなど、驚きの演出も盛り込む。舞台中継や歌舞伎の映像化とは一線を画し、オンライン配信専用の作品で、どこでも楽しむことのできる歌舞伎の誕生となる。
配信は、歌舞伎座昼の部の開演時間に合わせ、6月27日午前11時。イープラスの料金は四十七士にちなみ、税込4700円。幸四郎は「今回のオンライン配信のために新たに構成をし、図夢歌舞伎『忠臣蔵』としてご覧に入れます。舞台と同じように毎回リアルタイムで演じたいと思います。舞台に立てない今、これからの歌舞伎の形を考えて取り組む第1歩として、舞台中継とも映像作品とも異なる、新たな歌舞伎の可能性を目指します。歌舞伎の手法を用いた映像表現ができないものか…20年来の夢でした。果たして、歌舞伎の歴史の新たな1ページを刻むことができるのか、お客様と一緒に創り上げていきたいと思います」と意気込んでいる。



