昨年の「M-1グランプリ」王者のお笑いコンビ、ミルクボーイが7日、回転すしチェーン「くら寿司」が10日に発売開始する新商品「極み熟成AIまぐろ」のオンライン発表会見に出席した。

ボケの駒場孝(34)とツッコミの内海崇(34)は、頭に大きなマグロのかぶり物をかぶってソーシャルディスタンスを取って「マグロボーイ」として漫才を披露。内海は「かぶり物をかぶって漫才は初めてですね」。駒場は「(ソーシャルディスタンスを取るために)アクリル板とかあるけど、全劇場、これでいい」と話した。

AIを使って仕入れたマグロを使った「極み-」を試食して、内海は「うまい。これからは僕が(AIを使って)仕入れます(笑い)」。駒場は右手で「2(ツー)」、左手で「7(ナナ)」を示して「まさにツナ。家の3軒隣がくら寿司さんで、いつもお世話になってます」と話した。くら寿司で好きなメニューを決まれると、内海は「ハンバーグです」と、まさかのすしネタ以外を挙げ、駒場は「サーモンが、いろいろ種類があるので好きです」と話した。

内海は先月1日に9年間交際していた一般女性と結婚したばかり。昨年暮れにM-1王者に輝いて「1月、2月は忙しくなって、あまり会えませんでしたが、自粛期間中はよく会えました。でも、また忙しくなって来て、喜んでくれています」と話した。

くら寿司は、新型コロナウイルス感染拡大のため、仕入れる魚の品質を現地で確認することが困難になったため、AIのアプリを導入。マグロの品質を判定する「TUNA SCOPE」を使って、マグロの尾部の断面を読み取って「締まり」「縮れ」「焼け」「脂」「病」などを判別してランク付けしている。

「極み-」は特上のA判定のものだけを使い、魚のうま味を4割高めるという48時間熟成させている。他に「極み熟成ふぐ」も発表された。