日本テレビ系ドラマ「ハケンの品格」(水曜午後10時)の8日放送の第4話平均世帯視聴率が12・7%(関東地区世帯)だったことが9日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は14・2%、第2話は11・9%、第3話は11・9%だった。

07年に篠原涼子が主演した人気ドラマシリーズ。完璧に仕事をこなしつつ、人間関係ではひとくせある最強派遣社員・大前春子の人間模様が描かれる。13年ぶりに復活した本作でも、大泉洋演じる東海林武や小泉孝太郎演じる里中賢介、勝地涼演じる浅野務といった食品商社S&Fで働くおなじみの正社員メンバーは健在。新たに塚地武雅が営業事業部部長の宇野一平、吉谷彩子と山本舞香が派遣社員の福岡亜紀、千葉小夏をそれぞれ演じる。また新入社員の三田貴士と井手裕太郎をジャニーズJr.のTravis Japan中村海人と杉野遥亮がそれぞれ演じる。

第4話は、自宅のゴミを会社でこっそり捨てようとする井手の世間知らずぶりに、困惑する一同。大前春子は注意するが、宇野部長(塚地武雅)から「新入社員の教育は社員の役目」だとくぎを刺される。

実は井手は、S&F社との最重要取引先、「テイスト・オブ・ライフ」創業者、女社長の美香(キムラ緑子)の三男で、コネ入社の上、特にひいきにされていた。

そんな中、井手と三田は初めての営業で、配ってはいけない回収品のサンプルを持って回ってしまう。その失態を知った井手は姿を消してしまう。

運悪くその時、井手の母、美香が息子の働く様子を見学に来る。出迎える里中と東海林は、井手が見つかるまでの時間伸ばしに必死になる。

春子が、井手を冷蔵倉庫で見つける。井手は責任を感じて回収品の整理をしていたのだ。ところが、突然停電が起き、極寒の中、2人そろって冷蔵倉庫に閉じ込められてしまう。