指原莉乃(27)プロデュースのアイドルグループ、=LOVE(イコールラブ)が6日、パシフィコ横浜でデビュー3周年ライブを行い、デビュー曲からセンターを務め、昨年9月から体調不良で休養していた高松瞳(19)が復帰した。

オープニングで他の11人が紹介され、最後に高松がサプライズで登場。大きな拍手と、配布されたスティックバルーンの音が会場に響く中、デビュー曲「=LOVE」を披露した。リーダーの山本杏奈(22)の「瞳、おかえり!」の合図でメンバーから「おかえりー!」と迎えられた高松は「ただいま! 皆さん待っていてくださってありがとうございます。今日は12人と一緒に3周年をお祝いしましょう」と元気にあいさつした。

高松はこの1年間、ほぼ毎日家で過ごしていたというが「人とあまり会わない生活を送っていましたが、メンバーとは頻繁に連絡をとっていてそれが支えでした」。2カ月前にスタッフと話し合い、この日の復帰が決定したという。「休んでいた期間の曲を覚えるのが1番大変でしたが、メンバーが優しく助けてくれました。みんなと1年前のように話し合いながら楽しみながら練習することができました。復帰をすぐに受け入れてくれたメンバーに本当に感謝しています」。体調は万全といい、今後についても「楽しみながら私らしく取り組んでいきたいです。今大変な時期ですが、私の力で、=LOVE12人で、誰かの励みになれるようこれからまた頑張っていきます」とコメントした。

この日はグループにとっても、今年1月以来の有観客でのライブだった。5000人収容の会場で、客席間を1席ずつ空けるなど対策を講じ、歓声は禁止されたが、拍手や、配布のスティックバルーンやペンライトで、2000人がメンバーに“声援”を送った。また、ライブ中盤には3作ぶりにメンバー12人全員で参加する新シングル(詳細未定)を発売することも発表した。

山本は「こうして大きなステージに12人みんなで立つことができてうれしいです。メンバーと支え合ってやってきましたが、今日始まった瞬間に『この12人が最強なんだ』と感じることができました。皆さんもそう感じてくれていたらうれしい。そして、こんな日に皆さんと直接会うことができて、すごく幸せです」と感謝した。

会場でライブを見守った指原は、終演後ツイッターを更新。高松の休養期間中にセンターを務めた齊藤なぎさ(17)と大谷映美里(22)について「なぎさとえみりが支えた11人のイコラブも私にとって間違いなく好きなイコラブだったので。2人じゃなければ作れなかった大好きな曲もあるので2人に感謝」とねぎらいつつ「瞳、おかえり。これから楽しみだー!」とつづった。