バスケットボールBリーグのサンロッカーズ渋谷のナビゲーターに就任した元乃木坂46の相楽伊織(22)が10日、東京・青山学院記念館で行われた千葉ジェッツ戦の試合前に登場し、ファンに初めてあいさつした。ナビゲーターとして、会場での活動をスタートした。

試合開始30分前、コートサイドに登場した相楽は、「初めまして。サンロッカーズ渋谷チームナビゲーターに就任しました、相楽伊織です」とあいさつ。ファンから拍手を浴びた。「数日前から、このあいさつのことを考えていて、思いの丈を全て伝えさせていただくべく、お手紙を書いて来ましたので、読まさせていただきます」と笑顔を見せた。左手を胸に置き、一度呼吸を整えた上で、手紙を読み上げた。

「今日、こうして皆さんの前に立てる日を、ずっと楽しみにしていました。小学3年生からの4年間、高校に入って、乃木坂46の活動を始めるまでの1年間、計5年間バスケットボールをプレーしてきましたので、またこうしてバスケに携わることができて、とてもうれしいです。今は舞台やモデルのお仕事をさせていただいていて、プロフィルの特技欄にバスケットボールと書くほど、バスケのことが今でも大好きです」と笑顔で喜びを伝えた。

「先週、土日の試合をこの会場で見学させていただきました。選手の力強いプレーや、皆さんと一緒に一丸となって応援し、あらためて、バスケの楽しさや素晴らしさを感じることができました」と明かした上で、「試合は悔しい結果となってしまいましたが、1日も早く、サンロッカーズ渋谷のナビゲーターとして、もっともっとサンロッカーズ渋谷を、そして日本のバスケを、いろんな方々に見ていただけるよう、お力添えをしたいと、心から思える瞬間が何度もありました」と振り返った。

大勢のファンが集まった会場で緊張気味だったが、「至らないことも多く、失敗してしまうかもしれませんが、サンロッカーズファミリーの一員として、もっとたくさんの方にバスケとサンロッカーズ渋谷の魅力を伝えていきます、とここで宣言します」と力を込めた。「今日から皆さんと一緒に、全力で応援したいと思います。よろしくお願いします」と頭を下げると、再び拍手を浴びていた。