コロナ禍の中、お茶の間にも元気を与えてくれたNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8時)も残すところ、あと2週となりました。主人公の裕一(窪田正孝)をはじめ、妻の音(二階堂ふみ)はもちろん、周囲の登場人物たちもみな、物語の回収へとむかうことになります。裕一はますます仕事が忙しくなり、日本のエンタメ業界にしっかりとした足跡を残します。そして、今度は、としごろになった娘の華(古川琴音)の父親としても存在感をみせることに…。次回のあらすじを紹介します。

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昭和27年4月。伝説的ラジオドラマとして語り継がれることになる池田(北村有起哉)の作品「君の名は」の放送が始まる。何度もすれ違う真知子と春樹に、日本中が熱狂することになるこの作品。当初、池田の想定は全くそうではなく、3家族を並行して描く画期的な社会派ドラマをめざしていたのだった。状況に対応してギリギリに仕上がる池田の台本に裕一(窪田正孝)が曲をつけたこのドラマは大人気となる。