Amazonプライムビデオで配信されている番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE」シーズン2が「第25回アジア・テレビジョン・アワード」で、オリジナルデジタルエンターテインメントプログラム部門で最優秀賞を受賞したことが18日、発表された。同賞はアジア最大のテレビアワードで、同部門は配信コンテンツを表彰する。

松本は同日、自身のツイッターを更新。受賞を伝える記事をアップして「どんなもんだい」と笑顔マークとともにつぶやいた。

18年9月に配信開始されたダウンタウン松本人志(57)が仕掛ける「HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE」は「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シリーズに続く、「ただ耐え抜く」という笑いのサバイバル企画。戦いのルールはただ1つ、「動いたら負け」。竹刀でたたかれ続ける、目の前の風船に空気が注入され続けて膨らんで破裂する、顔面に空気を吹き付けられるなど襲い掛かる数々の仕掛けに驚くことなく、怖がることなく、氷のように微動だにしない挑戦者だけが勝ち残れる。

シーズン2はチーム対抗戦。松本率いる「芸人チーム」には、FUJIWARA藤本敏史、バイきんぐ小峠英二、霜降り明星せいや。森三中・大島美幸率いる「女性チーム」は野呂佳代、元サッカー日本女子代表の丸山桂里奈、みちょぱ。元K-1ヘビー級日本人エースの武蔵率いる「チャンピオンチーム」には新日本プロレス真壁刀義、本間朋晃、ボクシング3階級王者の亀田興毅が参戦している。

「アジア・テレビジョン・アワード」は96年創設。日本、韓国、中国、香港、台湾、シンガポール、インドネシア、タイ、インド、オーストラリア、ニュージーランドなどアジア太平洋地域各国の放送局や制作会社が番組をエントリー。部門別に最も優れた番組を選出するアジア最大のテレビ番組アワード。

日本の作品では14年にTBS系連続ドラマ「半沢直樹」が最優秀ドラマ賞、19年にTBS系スポーツバラエティー「SASUKE」が最優秀エンターテインメント賞を受賞している。

他に16年に台湾のドラマ「一把青」(監督賞)、19年に韓国のドラマ「SKYキャッスル」(最優秀ドラマ賞)が受賞。デジタルエンターテインメントコンテンツプログラム部門では、19年に中国のスポーツバラエティー「Super Nova Games」が受賞している。他にニュース、ドキュメンタリー、コメディー、エンターテインメントや、脚本、男優、女優、パフォーマー、テーマソングなどの部門がある。