NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)は7日に最終回を迎え、本能寺の変が描かれる。
宿敵・武田家を討ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)から理不尽に叱責(しっせき)される。さらに、信長は光秀と関係の深い長宗我部元親を討てと光秀に命じる。度の過ぎた言動が目に余る信長に対し、腐心してきた光秀だったが、信長は光秀にとって究極の命令を突きつけてしまう。そして、光秀の名ゼリフ「敵は本能寺にあり」が発せられることになるが、どこまで描かれるのだろうか。
最終回を迎え、長谷川は「最初は、1年以上という先の見えない長い道のりに対しての恐れからか、悲観することもありましたが、スタッフや共演者の皆さんの支えもあり、無事に撮影を終えることができました。明智光秀を生きたこの約18カ月という期間は一生の宝物になりました。撮影が一時中断したことは、光秀を演じる上で、もしかするとひとつの転換点になったかもしれません」と感謝の気持ちを述べた。
さらに「光秀は孔子の言う“義”の人であったと思います。それは光秀を演じる上で、最後まで一貫して崩してはならないと思っておりました。また、今作での信長は承認欲求への激しさや両親や兄弟との確執など、どこか人間臭さがあります。人間の持つ負の要素に共感しやすいと思えました。そういう意味でも、どこか現代人に通じるものがありましたし、視聴者のみなさんが投影しやすいところがあったのではないかと思います」。本能寺の変については「この作品で新しい光秀を描いてきましたが、本能寺の変に関しても、これまでにない新しいものになるのではないでしょうか。なぜ、光秀は本能寺の変に至ったのか。見てくださる皆さまに、その心の機微を感じとっていただけたらうれしいです」。
また、落合将チーフプロデューサーは「大きな国を求めて、ときに親友のように、ときに兄弟のように二人三脚で歩んできた光秀と信長のコンビが、麒麟を求めて歩みきった道の果てに見たものは、いったい何だったのか? 光秀はどんな選択をするのか。すべての謎が本日の放送で解き明かされます」と話している。



