佐藤二朗(52)主演のNHK連続ドラマ「ひきこもり先生」(土曜午後9時)の最終話が10日、放送された。

そのメッセージ性の強さから、毎話反響が大きい同作品。この日もツイッターで大きな話題となり、トレンドワード入りした。「ほんと心に突き刺さったドラマだった」「久しぶりにドラマ観て感動したってか涙が出た」「すごいドラマだったよ」「号泣…」といったコメントが次々と集まった。

同作は佐藤演じる元ひきこもりの上嶋陽平が、とあるきっかけで、不登校生徒が集まる学級の非常勤講師に着任し、悪戦苦闘しながら周囲を巻き込み、“1歩踏み出す”人びとを描く物語。最終話では、校長の圧力に負けずに奮闘する陽平の姿や、コロナ禍で全国一斉休校要請が出る中で、どうやって卒業式の日を迎えるのか、揺れ動く学校と生徒たちの姿が描かれた。

全話通してネグレクト、家庭の貧困、いじめなどさまざまなテーマを組み入れて物語を展開した。SNS上では「ひきこもり先生シリーズ化してほしい」「全5回は短い。もっと見続けたい」「いい話だった。今日で最終話だったけどもっとみたい」といった続編を熱望する声も多くみられた。