女優の岸本加世子(60)が、がんを患っている愛犬が余命1カ月と宣告を受けたとし、「姫子を奪わないで下さい」と願いをつづった。

岸本は12日、インスタグラムを更新。愛犬の写真をアップし、「とうとう最も恐れていた事が起きてしまいました。首に出来た悪性腫瘍が大きくなり明日5回目の摘出手術を前に今朝検査に行って来ました。すると1か月前には無かった転移が肺にいくつも見つかりました。明日の手術も中止」と報告した。

3年前に前足の指に小さながんが見つかり、これまで4回の摘出手術および抗がん剤治療を受けて闘病してきたという。しかし「肺まできてしまい、もう手の施しようが無く余命宣告を受けました」とし、「半日、声をあげて泣きました」とつづった。

「肺は最後苦しむそうですが、治療法は無いですが奇跡を起こす勢いで最後まで姫子と共に戦っていこうと決めました。余命1カ月の現実と」と気丈につづり、「まだ10歳の姫子。優しくて賢くて本当におだやかな姫子。姫子を奪わないで下さい」と祈った。