お笑いコンビ、コットンのボケ、きょん(33)が15日、都内で「TOKYO 2020 Make The Beat!」の公認アンバサダーに選ばれた。

「TOKYO 2020 Make The Beat!」は東京オリンピック(五輪)の大会公式応援ビート「2020beat」のリズムに合わせた動画で選手を応援するプロジェクト。吉本興業の全タレントを対象にInstagramで「2020beat」を使用したリール動画を募集するアワードを実施。最終選考に残った10人から、きょんが勝ち抜いた。すでに任命されている横沢夏子(30)おばたのお兄さん(33)と共にアンバサダーを務める。

きょんはサルの顔が大きく描かれたタンクトップを着て、腹を膨らませたり引っ込めたりで表情に変化を付け、最後は自身の顔にゾウのハナがついているオチで笑わせた。今年4月1日にコンビ名をラフレクランからコットンに改名したばかりのきょんは「うれしい、頑張ります。ラフレクランは10年やったけど、覚えにくいということでAKB48の横山(由依)さんにつけてもらいました。なんでも吸収します。(笑い)の綿毛飛ばしますよ。プロフィルにも公認アンバサダーと書きます」と笑顔を見せた。

審査委員長の130R板尾創路(57)は「インパクトがあった。タンクトップを作った会社が素晴らしい。共同受賞や」。そして「調子に乗って法を犯すようなことをしたらアカンよ。実家に帰すよ。外出禁止や」。きょんは「直帰します」と即答。東京五輪の注目競技については「卓球です。中学時代に県大会でダブルスでベスト4まで行きました」と話した。

審査員の大林素子(54)が「人類を超えているのがいい。改名してよかったね。タンクトップの素材はポリエステルですか」と話すと、きょんは「コットン100%です!」と叫んだ。

第2子を妊娠8カ月目の横沢は「来週の金曜には五輪が始まる。ワクワクしますね。私も卓球をやっていたので応援したい。あと夏で暑いので、水泳も」。日体大出身のおばたのお兄さんは「同級生のウッチー(体操の内村航平)が今回も出場する。頑張ってほしいですね。会ったことはないんですが、学食で後ろ姿を見たことがあります。日体大は先輩、後輩が出場するので注目したい」と話した。板尾は「日本の選手に何かがあったら行けますよ。飛び込みとか。安心してください」と、いざという時はピンチヒッターを務める覚悟を表明した。