女優鈴木保奈美(54)との離婚を発表したとんねるず石橋貴明(59)の相方、木梨憲武(59)が17日、TBSラジオ「土曜朝6時 木梨の会。」に生出演した。木梨は、石橋の離婚に触れつつ、とんねるずとしての音楽活動再開の可能性にも言及した。

木梨は同番組で、ライブなど音楽活動もしているゲストのお笑いコンビ、サンドウィッチマンとトーク。サンドウィッチマンから「とんねるずさんが、芸人が歌を歌うことの道をひらいてくれた」などと感謝されると、木梨は「まあそのうち、ずっと前から言ってるんですけど、そのうち、またとんねるずの音楽が、秋元(康)さんが(歌詞を)書いて、貴さんと時間ある時に歌う感じだったら、まあ、ライブは分からないんですけど、曲ができればライブもやりたくなりますからきっと」と応じた。

そして「まあ、オレは1人でフェスとかいろんなライブやってますけど、そのうち貴さんとも、新曲も出てくるかも。だって貴くん、リーダーだから。ビシッとした歌、いい感じに今の時代の曲とかも歌いたいなと思ってます」と続けた。

サンドウィッチマンの2人が喜ぶと、木梨は「(サンドが)音楽活動してるから。負けてられないと思うからさ、こっちも」と、石橋と組んで音楽活動を再び始めることについて、やる気をのぞかせた。

とんねるずはお笑いコンビとしてブレークし始めた1980年代から曲を出すなど、音楽活動も本格的に行った。秋元康氏が作詞を手掛けたシングル「一気!」(84年)、「雨の西麻布」(85年)、「歌謡曲」(86年)、「やぶさかでない」(86年)などが次々とヒット。91年には「NHK紅白歌合戦」に出場し、同年発売のシングル「情けねえ」を熱唱した。

野猿など別のユニットに加入したり、ソロなどでそれぞれ音楽活動をすることはあったが、とんねるずとしてのシングルは96年発売「おまえが欲しい」が最後となっている。