コンテンポラリーダンサーで俳優の生島翔(36)がプロデュースする映像作品「Trinity」が29日、東京・渋谷のユーロライブで上映された。

“映像の魔術師”堤幸彦監督(65)とタッグを組み、芸術文化都市・東京の魅力を伝える「Tokyo Tokyo FESTIVAL」(TTF)海外発文化プロジェクトの一環として製作。この日はドイツ側のダンス作品と2本立てで公開され、終了後にトークショーが行われた。

「DO WE(我々はどうすればいいのか?)」「地球を愛していないのか!?」といった強烈なメッセージを前面に押し出した、考えさせる作品だ。

堤監督は「全裸で逃げる3人をドローンで追う…。映画『猿の惑星』のイメージを使わせていただきました。地面は柔らかそうに見えますが、実は固くて足の裏が大変だったと思います。これからはバージョンを変えたり、配信や海外でも公開したいです」と撮影秘話を笑顔で明かした。

一方、プロデュースとともに全裸でダンサーとしても出演した生島翔は「ロケ地の伊豆大島は東京都で、県外移動をしていません。元々は舞台作品を考えていたんですが、コロナもあって新しい形の作品になって結果的に良かったです」と話した。

また、この日は翔の父親でフリーアナウンサー生島ヒロシ(70)も顔を出して「すごい内容と映像美! 感動しました」と感嘆の声を上げていた。

30日と9月3日も上映される。