27日から放送している日本テレビ系「24時間テレビ45」が28日夜にフィナーレを迎え、今年限りでのコンサート活動引退を表明している加山雄三(85)が自身が作曲した番組テーマソング「サライ」を”ラスト熱唱”した。同番組で同曲を歌うのは最後になる。
同曲は「24時間テレビ」の第15回目(92年)の放送を記念して制作し、31年に渡って番組を彩る楽曲として歌われてきた。
加山は作詞した谷村新司と、お互いに腰に手を添えながら笑顔で「サライ」を歌唱。「感無量だよ。もう」とラスト唱の感激に浸った。
加山はこの日午後4時ごろにも1度ステージに上がり、「旅人よ」と「君といつまでも」を歌唱。谷村と「サライ」をデュエットで歌った。
番組内ではメインパーソナリティーを務めた嵐の二宮和也との対談も放送された。加山は同曲が歌い続けられていることに「自分の分身のようなものだからね。こんなうれしいことはないよ。それをみんながいいと思って歌ってくれることは最高に幸せだね」と語った。
コンサート活動から退く理由については「体が具合悪くなって倒れちゃって。復活してまず何が良かったか、歌が歌えたこと。これはすごいありがたいなと思って」と語り「じゃあ、どっかでケリをつけないといけないなと思った。歌えたから、これは最後を飾らなくちゃなという気持ちが生まれました」と思いを明かした。
ここ数年の加山は大きなけがや病気が相次いだ。19年5月にトレーニング中に腰を圧迫骨折。それでもツアーは予定通り行ったが、同11月に脳梗塞を発症した。20年8月には誤嚥(ごえん)からの脳内出血を患った。リハビリをしてコンサートを開催できるまで復活したが今年6月、年内でコンサート活動から引退すると発表した。



