A.B.C-Z戸塚祥太(35)が6日、主演舞台「今度は愛妻家」(7~23日、東京・よみうり大手町ホール)の公開通し稽古、取材会に出席した。

堕落した生活を送る、かつての売れっ子カメラマンを演じる戸塚は「とことんダメ人間を演じたい。少人数で密度の濃い稽古を重ねられました。何の不安も戸惑いもなく、モヤってるなというところもない。本番を見ていただくのがすごく楽しみ」と話した。

主人公に共通したダメっぷりについて聞かれると、戸塚は「最初から皆さんせりふがバッチリ入っている中、せりふを覚えないで行ってしまった。今後絶対もうしません」と反省しきり。妻役の三倉佳奈(36)が「役作りだったんだ! 役者魂感じました!」とフォローして、チームワークの良さを感じさせた。

後輩からは天然ぶりを明かされる場面も。戸塚と楽屋が一緒だというAmBitious/関西ジャニーズJr.の浦陸斗(17)は「野菜カレーをずっとチキンカレーだと思って食べてた」と暴露。戸塚は「浦君が僕にツボってる。いい関係性築けてる」と笑っていた。

登場から注目されたのが、ゲイバーのママを演じる渡辺徹(61)。「榊原郁恵役の…」と、妻の名前で自己紹介を始めて笑わせると「きちんとプロにメークしてつくっていただきました。鏡を見ると理想のタイプ…」と話した。榊原には目元メークの落とし方などレクチャーを受けたとした。

浦はジャニーズの外部舞台に初出演。上京してホテル暮らしをしながら稽古を重ねてきた。黒沢ともよ(26)が「ごはんの話と学校の話をすることが多かった」と明かすと、浦は「ホテルで1カ月近く過ごすと偏ってくる。おいしいごはん屋さんを紹介してもらいました」と振り返った。

大阪、宮城公演も。