YOASOBIのボーカルikuraとしても活動し、フジテレビ系「FIFAワールドカップ(W杯)カタール」の番組公式テーマソングを歌唱する、シンガー・ソングライター幾田りら(22)がこのほど、日刊スポーツの取材に応じ、今夜行われるクロアチア戦に向けエールを送った。

書き下ろしの新曲「JUMP」が番組に彩りを与え、代表の活躍を後押ししている。自身初のスポーツ番組テーマソングで、疾走感あふれる楽曲だ。幾田は「4年に一度のワールドカップに懸ける選手の皆さんの思い、挑戦と信念を心からリスペクトしています。今回の楽曲は、1回1回が命懸けの戦いの中で、沢山の期待を背負って突き進んでいく姿を、一度きりの本番に挑むときの私自身の心境と重ねて書いていきました」と、楽曲製作について明かした。

通常版とは違う「JUMP(Stadium Ver.)」も配信中。よりオーディエンスと一緒に歌っているように聞こえる、「シンガロングパート」も聞きどころの1つだ。幾田は「シンガロングパートでは、選手の皆さんとサポーターの皆さんをつなぐかけ橋のような歌になってもらえたらという思いも込めています」と、歌でも選手とサポーターの一体感を表現した。

これまでの試合も観戦し、その都度個人のSNSに投稿してきた。印象に残っているシーンを問うと「日本対スペイン戦の後半、スペインに同点で追いついた数分後、(MF)三笘薫選手アシストからの(MF)田中碧選手のゴールにつながったシーンは、感動で鳥肌が立ちました。試合終了後、幼なじみの二人が熱く抱き合っていた姿に涙が出ました」と”さぎぬま兄弟”のシーンを挙げた。

そして「私自身の体験なのですが、中学時代から夢を追いかけて切磋琢磨(せっさたくま)してきた親友と、2年ほど前に、それぞれが夢をかなえた形で共演することができました。その時の思い出と重なったこともあり胸が温まりました」と、自身の体験も交えて話した。

日本代表は今夜、初のベスト8進出を懸け、クロアチアと対戦する。「ワールドカップ開幕から、試合の度に日本代表選手の皆さんから沢山の勇気と感動をもらっています。最後の1秒まで粘り強く戦い続ける不屈の精神に背中を強く押されました。クロアチア戦も日本から熱いエールを送り続けます!試合終了のホイッスルが鳴った時、みんなが笑顔で抱き合う、そんな瞬間が訪れますように!」とエールを送った。

日本代表がベスト8に向け、“JUMP”する。

【佐藤勝亮】

 

◆幾田(いくた)りら 2000年(平12)9月25日、東京都生まれ。YOASOBIとしては19年12月にデビュー曲「夜に駆ける」を配信。個人では、21年のアニメ映画「竜とそばかすの姫」で初声優に挑戦。22年のTBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」で主題歌を担当するなど、幅広く活躍している。なお通常版とは違う「JUMP(Stadium Ver.)」も絶賛配信中。