スタジオジブリは4日、公式サイトで、星野康二社長兼会長(56)が3月末で社長兼会長を退任していたことを発表した。後任の社長には、4月から鈴木敏夫プロデューサー(74)が就任した。スタジオジブリが徳間書店から再独立した05年から08年2月に星野氏に引き継ぐまで社長を務めており、15年ぶりの再任となる。
スタジオジブリは、星野氏のあいさつ文を公表した。
「私、星野康二は、6月の定時株主総会終結時をもって、スタジオジブリの取締役を辞任し、ジブリを離れることになります。それに先立ち3月末をもってスタジオジブリの社長兼会長の役職を退任することになりましたが、代表権は株主総会まで継続して務めていきます」
星野氏は、今回の決断のきっかけとして、宮崎駿監督(81)の10年ぶりの新作長編映画「君たちはどう生きるか」を7月14日に公開することを挙げた。
「2008年2月に就任以来、15年にわたってスタジオの経営に邁進してまいりましたが、3年にわたったコロナ禍の終息、昨年11月のジブリパークのオープン、そして、宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』の完成をもって、ジブリを離れるにはこのタイミングしかないと判断いたしました。今後は後任に経営を委ね、新しいジブリをけん引していってもらえれば幸いです。個人的な事ですが、私星野はこの5月で67歳になります。今後は、これまでの経験と人脈を生かして新しい分野に挑戦していく所存です スタジオジブリ代表取締役 星野康二」
スタジオジブリの4月からの主な役員構成は以下の通り。
代表取締役社長 鈴木敏夫
代表取締役 星野康二(6月退任予定)
常務取締役 宮崎吾朗
取締役 宮崎駿
取締役 中島清文
監査役 村瀬拓男



