米歌手テイラー・スウィフト(33)が、英国のヘンリー王子(38)の妻メーガン妃(41)がホストを務めるポッドキャスト番組「アーキタイプス」への出演を断っていたと米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた。

妃が自ら手紙を書いてスウィフトにラブコールを送ったものの、代理人を通じて出演を断ってきたという。断った理由は分かっておらず、スウィフトの代理人は、この件に関してコメントしていない。

ヘンリー王子夫妻は英王室を離脱して米国に移住した2020年に音楽配信大手スポティファイと2000万ドルとも言われる大型契約を結び、昨年ようやく12エピソードで構成された妃の番組「アーキタイプス」が配信されたが、先日、双方合意の上で契約を解消したことが発表された。

「アーキタイプス」は、女性に対して世間が抱くステレオタイプや偏見をテーマに毎回豪華なゲストを招いて妃と対談する番組で、初回は女子テニス界のスター選手セリーナ・ウィリアムズが出演したほか、歌手マライア・キャリーやタレントで実業家のパリス・ヒルトンらも出演している。

同紙によると、夫妻の制作会社アーチウェルの関係者は、同社が方向性に欠けていると認識しており、王子夫妻はエンターテインメントのプロジェクトを完成させるために必要な労力に驚いてるようだったと話しているという。また、壮大なアイデアを抱いていたが、そのほとんどは水準以下の出来だったとの関係者の話も伝えており、特にヘンリー王子は番組のアイディアを見つけるのに苦労していたという。王子はこの3年間で1本の番組も作っていない。

スポティファイから契約が打ち切られる前に王子は、ロシアのプーチン大統領やトランプ前米大統領をゲストに迎えて幼少期のトラウマについてインタビューする番組の企画を思いついていたと報じられているが、他にも父親をテーマにした番組で夫妻の2人の子どもたちの子育て経験について語ることはできないか提案していたと英エクスプレス紙が伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)