俳優上川隆也(58)が27日、都内で、舞台「隠し砦の三悪人」(28日~8月13日、東京・明治座)合同取材会・プレスコールに出席し、意気込みを語った。

同舞台は荒武者と姫と農民2人による、決死の敵陣突破。黒澤明氏の傑作時代劇を舞台化した。

主演の上川は「原作には書かれていない部分も視覚化している」とした上で「新たな工夫と言って良いと思うんですが、国に住む人々も描く輪に広げて、お見せする構成になっています。戦争というものの姿を、娯楽時代劇と言いながらも感じてもらいたいです」。

続けて「人々の日々の中で成長していくのも1つの見どころで、登場人物が何を感じているのかについては黒澤さんの中には描かれていない部分でしたので、冒険の中にある人間模様も楽しんでもらいたい」と舞台版の見どころを語った。

稽古場での思い出を聞かれると、小林由依(23)について「小林さんの成長ぶりが目覚ましくて。昨日のお芝居を今日上回ってくる、その連続で、驚きしかないです。彼女がどこまで息づいていくのか一つの楽しみでもあります」と笑顔を見せた。

初日を明日に控え、上川は「原作同様に仕上がっていますので、お客さまと一緒に、ひと夏、冒険にどっぷり身を委ねたいと思います」とアピールした。

風間俊介(40)六角精児(61)佐藤アツヒロ(49)宇梶剛士(60)も出席。

東京公演のほか、8月24日から27日に大阪・新歌舞伎座で上演される。