秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントの田中音江(21)吉川真世(25)がこのほど取材に応じ、8月1日から東京・高田馬場ラビネストで上演する同劇団の公演「生まれたその日は青空だった」にダブル主演する意気込みを語った。秋元氏が作詞した同劇団のオリジナル楽曲「少年よ、空を見ろ!」「愛があったら…」の2曲をテーマに、青春ストーリーを展開する。
-今回のストーリーと役どころは
田中 群像劇の青春物語です。青春を通ってきた方皆さんが共感できるような舞台なのかなって思います。「少年よ、空を見ろ!」「愛があったら…」の2曲をテーマにしていて、私が演じる伊留舞(いとめ・まい)は幼なじみグループの明るいリーダー的存在。「ごっこ遊び」の延長で女優を夢見るんですけど、「恥ずかしいよ」って夢を否定されて引きこもっちゃう役どころです。
吉川 本当に老若男女、皆さんが本当に楽しんでいただける舞台になっていると思います。秋元さんが書いてくださった楽曲が元になってこの作品もできているので、秋元さんが伝えたいことを私たちのセリフとかお芝居とか、歌やダンスを通して皆さんにお伝えできれたらいいなと思っています。私が演じる風向糸(かざむき・いと)は幼なじみグループの中では控えめなおとなしい子なんですけど、舞ちゃんが引きこもってしまう原因の一言を言ってしまって、後悔とかでぐちゃぐちゃな感情になってしまう役です。
-2期生のおふたりにとっては、秋元さんの作詞したオリジナル楽曲を劇中で歌うのは初めてです
吉川 すごく憧れだったのでうれしいです。(過去の公演)「新しき国」とか「ピエロになりたい」とかで先輩方がパフォーマンスしているのを見ていたので、「ザ・劇団4ドル50セント」というか。やっと4ドル50セントの劇団員になれたんだ、という実感をより強く感じています。
田中 最近ずっと劇団の曲を聴いていて。気付いたら夜中の3時になっていたりするんです。ダンスも覚えたくて、稽古の合間に(先輩の中村)碧十さんに教えてもらっています。劇団の曲って、ストーリーも感じられるし、共感もできるし、聴いていたらポロポロ涙が出てくるような曲もあります。本当に皆さんにもっと知っていただきたいです。
-男女混成という点は他の秋元氏プロデュースのグループにない特徴でもあります
田中 歌ってる時も、男子の声が厚みを出してくれているなっていつも思います。今回は(男性劇団員は)2人だけなのに、やっぱり存在感がある。
-あらためて秋元氏が書く歌詞を見て感じることはありますか
田中 悩んでたことをそのままに、というか、一度は思ったことがある考えとか、思いとか、見た景色とかを、聴いていたらサーッって思い出すような歌詞がありますね。
吉川 稽古場の中なのに、歌いながら青空を自分でも実感できるんですよ。きっとお客さまも想像できるんだろうな、って思います。イメージしやすいというか。自分の心にも入ってきやすくて、すごく歌いやすいです。
田中 確かに、勝手に言葉が出てくる。言葉に説得力がある。
吉川 心に眠ってるような言葉とか。普段言わなそうな言葉でも、確かに思ってるよね、って思って口から出てきます。
-8月22日まで全30公演を上演予定で、劇団としても過去最大規模の長丁場になります
田中 今回エチュードがあったりするので、30公演毎回違うものが見られるんです。エチュード以外にもアドリブのパートみたいなのもあったりして。何回見ても楽しめる舞台になってます! あと、チケット料金1000円の「4ドル50セントシート」があるんです! 「高校生以下の方」「これまでに劇団4ドル50セントの公演を観劇したことがない方」などの条件に1つでも当てはまれば1000円で見られるので、家族とかでも来てくださったらうれしいです!
吉川 夏休とかお盆の期間、30公演あるのでほとんどいつでもやっています! 本当に軽い気持ちでもいいし、「ちょっと気になるな」って思ったらもう絶対に来てください! 高校生以下は1000円で見られるので、夏休みの自由研究とか宿題みたいなのに使っていただけるかもしれないですし…。青春が詰まってる作品なので、見た後に希望や夢に向かって頑張ろうって思ってくださったらうれしいです。
-8月23日には劇団の旗揚げ6周年イベントも控えています
吉川 劇団4ドル50セントを2期生も引っ張っていくんだ、っていうのを証明したいですね。1期生の先輩も尊敬しつつ、今回ダブル主演を任せていただいたからには、私たちも劇団4ドル50セントを背負ってこれからもっと前に進んでいくんだ、っていう気持ちです。
田中 うん、私も!



