世界105カ国にサーバー拠点を持つVPN(仮想プライベートネットワーク)「ExpressVPN」が21日、日本でのAIアイドルの好感度は21%であることを発表した。日本人のAIアイドルに対する認識を調査するため10問のアンケートを実施して、3008人から有効回答を得た。

生成AIで作成されたバーチャルアイドルについて「今後の活躍が楽しみ」「好き」「興味はある」と、好意的な回答をした人は21%。これに対して「気味が悪い」「好きではない」「関心はない」と否定的な回答をした人が79%という結果になった。また、5.3%の人はAIアイドルへ恋心のような感情を抱いたことがあるという。

生成AIによって作成するAIアイドルは見た目や性格を自由にプロデュースができ、休憩や睡眠を取る必要がない。SNSでの会話など多様なコンテンツを24時間いつでも世界中のファンに継続提供が可能となる。さらにはデータやアルゴリズムに基づき行動するため、感情の波がなく、低コストでスキャンダルの可能性も低い。

昨年6月には、TikTokアカウントを開設して数日で100万回以上再生されたバーチャルアイドル「神宮寺藍」が誕生。同9月に伊藤園のテレビCMにAIタレントが出演して話題となり、同11月にはAIアイドル「ダダダ団」が国内で初めて楽曲配信リリースをすることが発表された。

「ExpressVPN」では「生成AIはエンターテインメントをあらゆる面から変革しており、低コストで安定的に稼働が期待できるAIアイドルがマーケットからますます必要とされる可能性は高く、今後もさらなる進化を遂げることが予想されます。他方でプライバシーの問題や著作権の侵害など、まだ法的な整備が不十分な部分もあります。さらに法的にいかに問題が解決されても、倫理的、道徳的課題も残されます」とまとめている。