株主優待による生活で知られる「桐谷さん」こと棋士の桐谷広人さん(74)が8日放送の「月曜から夜ふかし 2時間SP」で、自身を名乗るニセ者による詐欺被害が発生しているとして、バラエティー番組で異例の注意喚起を行った。
桐谷さんは同番組でたびたび、多くの企業の株保有による株主優待で生活をしていることが放送され、一躍有名となった。今回、日経平均株価が4万円を超えたタイミングとなり「株を持っている人には景気がいい」と説明。スタッフに「3~4カ月前に資産5億円超え」だったことを問われ「株券だけでなく、いろんなモノも合わせると、もうちょっと増えてますね」と近況を語った。
資産6億円に達したかを聞かれると「6億まではいってない」と返答。ただ「5億5000万円」との問いには、率直な人柄の桐谷さんらしく「そうですね、それぐらいかもしれませんね」と明かした。
さらに「どうしても言っておきたい」こととして「ニセ桐谷に困っている」と書かれたフリップを提示。桐谷さんは「もともと私のニセ者がたくさんいまして、優待について間違ったことばかりつぶやいているんですね」と話し、ニセ者撲滅の意味も込めて3年ほど前から公式X(旧ツイッター)アカウントを立ち上げていることを説明した。桐谷さんによると、その公式Xにコメントした人に対し、ニセ者がLINEでつながるよう接触。そのLINEに入ると「サクラがいっぱいいて『桐谷さんに(資産を)何倍にしてもらった』という人(サクラ)がいっぱいる」状況という。
また「怪しい動きがありまして」と話し「80歳のおばあさんが私のニセ者に何千万円か取られた」とコメント。桐谷さんに対し、なりすましアカウントによる2500万円被害の補償を求めて届けられた手紙も公開した。桐谷さんは、ニセ物のLINEアカウントの画像などがプリントされた文面を見せながら、「80歳のおばあさんがプリントできる訳ないので、若い人が手伝っている」と推察。真偽不明とはしながらも「『詐欺にあった』という詐欺じゃないか」と、桐谷さんの資産を狙ったと予想していることを明かし、同種の手紙が「何通も」あるとした。
桐谷さんはあらためて、画面に向かって「私の偽者にお金を振り込んで戻ってこないという、そういう話が非常に多いので、皆さん気を付けて下さい。私は絶対知らない人のお金を預かって、増やしたりしません。知らない人にお金を預けないようにしてください」と訴え。コミカルな話題の多い同番組としては異例となる、シリアスなテンションで呼びかけた。



