「EXILE LIVE TOUR 2025“WHAT IS EXILE”」最終公演を取材する機会に恵まれた。熟練のパフォーマンスと名曲の数々に魅了されつつ、アンコールではEXILE ATSUSHI(45)がサプライズ登場するなど大盛り上がり。後輩たちとステージに立つ、EXILEの新たな形を表したツアーの完走を見届けた。
EXILEは01年9月にデビューし、これまで日本レコード大賞を4度獲得。過去にはEXILEのボーカルやパフォーマーオーディションも行われ、メンバーの入れ替わりも経て、現在のEXILEメンバーは16人(25年6月8日時点)となっている。
今回のツアーは全4カ所8公演を開催。EXILEメンバーとともに、各地公演ごとに異なるEXILE TRIBE(EXILEのエンタテインメントを体現し、受け継ぐグループやソロの総称)メンバーが「STARTING MEMBER」として出演。EXILEに憧れて夢を抱いた後輩メンバーとともにパフォーマンスし、これからのEXILEの1つのあり方を示した。
各地域、各公演ごとに出演メンバーが変わる形式は、EXILEとしては異例の試みといえる。グループは来年で25周年。EXILE AKIRA(43)は同公演前に報道陣へコメントを寄せ「毎公演、次世代のJrEXILE各グループから選抜させていただいたメンバーを招集し、毎公演メンバーが違うLIVEを演出してきました」と説明した。
さらに「人生の半分以上かけて、子供の頃からEXPGというエンターテインメントスクールでEXILEを歌い踊ってきて、数多くの人々の中で、EXILEをきっかけに巡りあい、世代や境遇は違えど、ともに共感できるルーツやソウルがあるということは非常に感慨深いなと。だからこそリアルにさまざまな夢をかなえてきた後輩たちがEXILEのステージに立つことは自然なことですし、何より夢の体現をし、また次世代の子供たちにたくさんの夢や希望をシェアしていってほしいと思います」と思いを寄せた。
ツアー最終公演では、EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹(30)、世界(34)や、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE日高竜太(29)、加納嘉将(28)らがSTARTING MEMBERとして出演した。ほぼステージに出ずっぱりで、見せ場のソロパフォーマンスなども。各公演メンバーを変えながらも、クオリティーの高いステージを届け続ける熱い信念が、パフォーマンスを通じて伝わってきた。
EXILE TAKAHIRO(40)は、ライブ終盤に「今日1日のために何日も何週間もリハーサルを積んで、熱い思いでこのステージに挑んでくれました」とSTARTING MEMBERをたたえた。ATSUSHIも「BALLISTIKのことは子どものころから知ってますから、おじさん感慨深い。立派に育って、本当うれしくなってオープニングで泣きそうになりました」と目を細めた。
同公演は9000人を動員し、アンコール直前にはドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2025 “THE REASON”」の開催を発表。TAKAHIROは「EXILEのあり方、EXILEの未来をみんなで描き合って過ごしていく。EXILE探しの旅こそが、もしかするとEXILEなのかなと感じました」。
「Love, Dream, Happiness」の信念は不変。これからも進化し続ける“EXILE”を世界中に届ける。【玉利朱音】



