米軍による広島への原爆投下から80年となった6日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)は、広島県出身で被爆2世でもあり、ミュージシャンとして、平和への発信を続ける歌手で俳優の吉川晃司(59)のインタビューを放送した。

インタビュアーとなった大下も広島出身で、インタビューの冒頭は、地元の話題となった。

大下は「私の兄が吉川さんの出身校の2つ下なんです」と明かすと、吉川も「じゃあ、当時は学校で(会っていたかも)」と驚いた様子。大下が「超有名人で、『今日吉川さんと学食ですれ違った』とかって。(兄が、あばらあたりに手を持っていき)『吉川さん足がここまであった』って足が長くていらっしゃるから」と、兄の当時の喜びようを明かすと、吉川も「ほんまに?」と嬉しそうに語った。

大下は、兄は今も吉川の大ファンだとして「だから今もずっと吉川さんのファンでコンサートとかも伺っていて『黒いシャツがすごいかっこよかった』ってうちの兄も同じ黒いシャツを買ったり」していると明かした。吉川は、カメラ目線に切り替え、大下の兄に向かって、大真面目に「夏は暑いけ、やめた方がいいえよ、お兄ちゃん」とメッセージを送った。

原爆投下80年の今年に、大下のインタビューに答えた吉川は、広島への原爆投下から80年の思いを問われ「今年還暦で60になった(1965年8月18日生まれ)。ということは戦後20年で生まれているんですよね。そう思うとね、物心ついたころには、すでに周りにそういうね、戦争の、これが跡なんだなっていうのをあまり見た記憶がない」と、子ども時代に見ていた広島の状況を回想。「だから、改めて思うと、20年でこんなに街がキレイに生まれ変わった。今思うとね。当時。それは我々の祖父母の世代の方々、両親の世代が本当に頑張って、造り直されたんだなっていう思いはすごいしますよね」と、原爆で被害を受けながら、広島の街を建て直した、両親や祖父母の世代への思いを口にした。