武田梨奈(34)が15日、東京・池袋HUMAXシネマズで行われた主演のアクション映画「By 6 am 夜が明ける前に」(向井宗敏監督、10月3日公開)完成披露試写会に登壇。「私自身、久しぶりのアクション。早く見ていただきたかった」と喜んだ。
10歳で始めた琉球少林流空手道月心会で黒帯を取得し、07年に映画「こわい童謡」で女優デビュー。08年の映画「ハイキック・ガール!」で映画初主演した武田にとって、久々のアクション映画となった。劇中で演じた長瀬綾は、かつて特殊急襲部隊(SAT)の一員として最前線で任務を遂行していたが、ある理由から辞職し、6歳の娘と夫と3人で幸せな生活をしていた役どころ。向井宗敏監督とは、自身が高校生の頃、タッグを組んで製作するはずだった“幻の映画”があったが、実現がかなわぬまま15年が経過。今作で、30代になって演じたかった、戦う母を演じるという形で結実し、格別の思いを抱いている。
今作は、カット数の70%以上をバーチャルスタジオで撮影し、XR(クロスリアリティ)技術やCG、VFXをふんだんに取り込んで撮影された。武田は「7割、グリーンバックの撮影。見えない壁だったり、すごい明るい中の撮影ですが、映画(の物語)の中は暗い設定。映っちゃいけない場所を探りながら撮影していくのは挑戦的」と撮影を振り返った。向井監督からは「きれいなアクションは見たくない。えげつない攻撃で、ぶっ壊して欲しい」とリクエストがあったため「グリーンバックで使う緑の布を巻いて、役者さんたちをボコボコに殴らせていただいた」という。
この日は、8月にリリースした自身初のソロアルバム「Bouquet」に収録された、作詞も手がけた「朝日のように、夢を見て」を主題歌に提供した、GENERATIONS片寄涼太(31)が駆けつけた。アルバム名「Bouquet」にちなみ、武田にブーケを贈った片寄は「子育てで、ママは最強と言われますけど、こんなに最強のママがいるんだと驚かされた。アクションシーンの中にも、家族を思う温かさを感じられた」と武田をたたえた。
司会から、片寄にアクションに挑戦する意欲があるかと質問が出た。片寄が「機会をいただければ挑戦したいですが、武田さんには勝てる気がしない」と脱帽すると、港警察署刑事課長・原恭一を演じた萩原聖人(54)は「日本最強です。勝てないです。でも梨奈ちゃんのアクションがないと成立しない」と言い、笑った。
武田は、向井宗敏監督から「梨奈ちゃんに殴ってもらって」と突っ込まれると、片寄に視線を送り「こんな、きれいな顔、殴れない」と遠慮した。一方で、萩原のことは「本当に気前の良いお兄さんで『すみません』といかせていただきました」と、殴ったという。
萩原が「でも、片寄君は殴れないんだよね」と苦笑すると、片寄は「僕だって、いくらでも殴っていいですから!」と志願した。



