元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が29日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。自民党総裁選に出馬した小泉進次郎農相の陣営による「ステマ問題」について言及した。
小泉陣営の広報班長を務める牧島かれん元デジタル相の事務所が陣営関係者に「ニコニコ動画」に小泉氏への称賛コメントを書くよう要請したとされる問題。コメントの中は「ビジネスエセ保守」と、保守色の強い高市早苗前経済安保担当相に向けたとみられる内容もあった。この問題を受け、牧島氏は広報班長を辞任した。
橋下氏は「小泉さんは、一部行き過ぎたことがあったと(例文の)表現を問題にしているが、認識不足」と斬り捨てた。「どの候補者もこの問題についてそんなに厳しいコメント出してない」とし、「この小泉さんのステマ問題について本当はもっと自民党は大騒ぎをしないといけないぐらいの大問題ですよ」と指摘した。
「民間業者が商品を売るときに、インフルエンサーに(PRと明記せず)書いてね、ってことをやったら一発アウト。ステマ問題になって、書いたタレントさんも多分テレビに出られなくなる」と引き合いに出し、「国会議員が名乗らずに政治的主張をする、誰かを応援する。それを聞いた有権者が、一般の人が言ってると錯覚するじゃないですか。そういうことはやめようねっていうのがステマ規制なんです」と問題視した。
責任の取り方として、SNSでは「総裁選辞退」というワードもあり、橋下氏は「それに匹敵するぐらいの話だと思う」と指摘し、「SNS時代で一番やってはいけない、一番気をつけなければいけないこと」と厳しい表情を浮かべた。
国会議員から今回の問題に対し、厳しい言葉が出ない背景として「僕の感覚ですよ。いっぱいやっている国会議員はいっぱいいると思う」と話した。



