演歌歌手山内惠介(42)が6日、東京・国際フォーラムで、デビュー25周年記念の5大都市コンサートのファイナルとなる東京公演を行った。
開演前に取材に応じた。
一問一答は次の通り。
◇ ◇ ◇
-いよいよファイナル公演です
25周年記念リサイタルっていうと本当に四半世紀の時の流れを感じます。大きな地震があったりコロナ禍があったり…。そういうことも乗り越えながら、ソーシャル(ディスタンス)を取らずにこの日を迎えられた。感慨はひとしおです。お客さまも歯がゆかったと思う。今は気持ち良く歌を聞いていただいています。
-今年も残り2カ月です。思いは
「北の断崖」を発売し、「闇にご用心」はアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のエンディングテーマ曲。(アニメ曲を歌うことが)紅白出場と並ぶくらいの夢だった。地元・福岡の高校の先輩である椎名林檎さんに曲を書いていただけて本当にうれしかったです。
-「闇にご用心」のミュージックビデオ(MV)が230万回再生を突破しています
僕のこれまでのYouTubeの再生回数ではすごく早いですよね。
-25年を振り返っていかがですか
僕は外で歌う現場がとても多かったんですよ。キャンペーンでお店の軒下をお借りしたり。だから屋根のある、しかも5000人が入る国際フォーラムなんて、あの時の自分から見たら、すごく頑張ってきたんだと思う。それは苦労を共にして付いてきてくれたファンも同じ。そういったことが、私とファンとの絆を強くさせたと思います。皆さん自信を持って応援してくださっている。
それにデビューから15年かかって紅白初出場。中野サンプラザ、NHKホール、武道館と夢をかなえてきました。去年の日本レコード大賞優秀作品賞の初受賞もすごくうれしかった。時間がかかればかかるほど喜びは大きい。待つこと、そして耐えること。「待つことの喜び」というのを味わうことができたのはとても幸せです。悔しさの裏にはちゃんと良いことがあるんだなって思います。
-昨年まで紅白に10回連続出場中。今年5月には「MUSIC AWARDS JAPAN」で最優秀演歌・歌謡曲部門を「紅の蝶」で受賞しました
成果は確実に出ているのかなというふうに思います。ただ、僕は歌い手としては、少しでも良い歌が歌えることが一番大事だと思っています。結果はきっと付いてくると信じて、ワンステージワンステージをしっかり丁寧に歌っていきたいです。
-東京公演にだけ、「闇にご用心」のMVに出演しているダンサーたちが出演する特別な演出があります
僕は曲の世界観をちゃんと表現することに命をかけています。そこが一種の戦いというかね。そして先輩の林檎さんに言われたら「自分はできません」とか言えない。結構スパルタ的な感じの林檎さんですが、褒めることも上手なんですよ。「山内さんは千両役者だから」と持ち上げてくれます。17歳でデビューをして25年。林檎さんとの出会いで「初心」を思い出すというのは不思議なものです。
-公演には「組曲」もあります
ただのメドレーじゃなくて、アレンジを加えてクラシックの要素を取り入れました。演歌が違う曲になるっていうのはすごくぜいたくに作られていると思います。
-最後に年末に向けてひと言を
去年は12月30日に日本レコード大賞、31日に紅白歌合戦と歌わせてもらいました。それをもう1回やってみたい。というのは、昨年はファンがすごく喜んでくれたんです。それを今年も味わいたい。25周年を歌いきる意味でも願っています。



