阪神金本知憲監督が楽天の星野仙一球団副会長の野球殿堂入りを祝う会に出席し、DeNAにFA移籍となった大和についてコメント。
「チームとしては痛い。彼の選んだ道ですから。僕も実際に出た人間ですし」。
ただ、自軍の投手陣には、目の色を変えて大和を封じろと猛ゲキを飛ばした。
「もう敵になるわけですから。うちの投手もしっかり抑えてほしいと思うしね」。
投手だけではない。若手野手のお尻もたたいた。
「もう大チャンスでしょう」。
遊撃については「まだまだ今から。キャンプを見て。誰と決めるようなレベルには誰もいっていない」と白紙を強調。
「候補としては北條、植田、ルーキー(ドラフト3位熊谷)もいるし、糸原、上本、西岡、大山…。いないようでいるし、いるようでいない。彼らがどう勝ち取るか」。
星野氏との思い出について。02年オフに熱烈ラブコールを受けて広島から阪神にFA移籍した。
「僕的にはキャリアハイの成績を残す原動力の源というかね。広い甲子園で進歩したと思う。自分を覚醒させてくれた人かなと思います。(現在の)タイガースの生みの親ですから(笑い)。根気強く口説かれまして。懐かしいですね、あの電話攻撃が。今だったら犯罪ですよ(笑い)」。