西武は22日、育成契約の冨士大和投手(19)と支配下登録を締結すると正式発表した。リリーフでの開幕1軍ベンチ入りも決定的となっている。
冨士は大宮東(埼玉)から24年育成ドラフト1位で入団。スリークオーターに近い変則フォームから150キロに届く直球でプロ1年目から2軍で台頭し、イースタン・リーグのロッテ戦では2度の首位打者経験がある角中から直球で2球連続空振りを奪った。
昨秋のフェニックス・リーグではCSを控えた阪神1軍級の打線を相手に、7回2失点。敵将の藤川監督も驚くほどの投球で、さらに自信をつけた。今春は1軍南郷キャンプを完走し、22日のDeNA戦(ベルーナドーム)では2回4失点したものの、牧から145キロで空振り三振を奪うなど高い素質を示した。
独特のチェンジアップや投球前ルーティンも早くから話題になっていた左腕。ロッテ新人の冨士隼斗投手(24)と兄弟そろっての支配下選手になる。
「1、2、3」と富士山を1歩1歩力強く登るような背番号123は、支配下登録に伴い「67」に変更される。偶然ながら富士山の標高3776メートルの数字も2つ、入っている。【金子真仁】



