本木雅弘が、還暦記念フォトブック「awai 刹那と永遠のまにまに」を6月12日に発売することが12日、明らかになった。

99年「Accidents」以来、27年ぶりの写真集となる。本木は「『また撮らせてもらえないか』という友人の誘いに乗り、還暦前後を漂った時間が記念の形になりました。現代では還暦なんて、まだまだヒヨッコの部類です。この歳で写真集なんて気恥ずかしくもありますが、自己を顧みる良い機会にもなりました。SNSをやらない自分なりに皆さんとの交信と思い、これまでの様々な感謝を込めてお届けいたします」とコメントした。

撮影は、12日にフランスで開幕する世界3大映画祭の1つ、カンヌ映画祭の、カンヌプレミア部門に出品された主演映画「黒牢城」(黒沢清監督、6月19日公開)の撮影の合間を縫って行われた。京都での映画撮影オフタイムの様子、還暦の誕生日を迎えた25年12月21日当日に東京の自宅で朝を迎えた姿、ロンドンでの独り時間など、長年の友人である写真家・中村一弘が再会を機に30年ぶりに撮り下ろすプライベートな写真の数々と、断片的に内なる世界を語る本木の言葉が重なり合う。静かなる心の旅のアートブックです。

中村氏は「時折垣間見える『本木雅弘』と『内田雅弘』のあわい--そのわずかな揺らぎのような瞬間を、静かに写し留めた写真集です。時間の層が重なり合う中で立ち上がる表情や気配、見る者自身の記憶や時間感覚にも優しく触れていく構成となっています。これまでの歩みを振り返ると同時に、これからの人生へと思いを巡らせていただける一冊です」とコメントした。

発売を記念して、6月11~21日まで東京・NONLECTURE books/artsで写真展を開催する。