シンガー・ソングライター米津玄師(35)の楽曲「ピースサイン」が、アメリカレコード協会(RIAA)からゴールド認定を受けたことが12日、分かった。日本語詞楽曲で同協会の認定を受けるのは、歴代最多となる3回目。自らが持っていた記録を更新し、史上初の偉業として音楽史に名を刻んだ。

全米のセールスに応じてゴールド&プラチナ認定を行う同協会は、公式サイトで、「ピースサイン」が50万ユニット以上(1ユニット=実店舗販売1枚、デジタルシングル1枚、または150回相当のストリーミング再生回数)を記録した楽曲に与えられる「ゴールド公式認定」を受けたと発表した。

同曲は17年6月21日にリリースされ、TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第2期オープニングテーマとして書き下ろされた楽曲。ミュージックビデオの再生回数が3・3億回を超えるなど国内外で愛され続けている。リリースから9年、吉報に米津は「これだけ多くの人たちがこの曲を聞いて喜んでいただいたというのは、一ミュージシャンとして幸運なことだと思うし、それもひとえに『僕のヒーローアカデミア』という素晴らしい作品があったからこそだと思っております」と深く感謝。「ヒロアカ」アニメ化10周年という節目に華を添えた。

初認定から約3年の時をへて、3度目という前人未到の記録を打ち立てた。23年8月に「KICK BACK」でRIAAゴールド認定を受け、25年9月には同曲でプラチナ認定(100万ユニット以上)という、いずれも日本語詞の楽曲として史上初の快挙を達成。同認定は、過去に音楽ユニット・Creepy Nutsが2回、シンガー・ソングライター藤井風(28)、ロックバンド・King Gnuが1回ずつ獲得している。同協会の認定は、世界中のアーティストの実績を示す重要な指標となっている。

◆RIAA歴代の獲得者(日本語詞楽曲)<1>米津玄師=3回「KICK BACK」(23年10月ゴールド認定、25年9月プラチナ認定)、「ピースサイン」(26年5月)<2>Creepy Nuts=2回「Bling-Bang-Bang-Born」(25年2月ゴールド認定)、「オトノケ」(26年2月ゴールド認定)<3>藤井風「死ぬのがいいわ」(24年6月ゴールド認定)、King Gnu「SPECIALZ」(26年4月ゴールド認定)