地方競技会ながらトップ選手が集った“全日本選手権級”の大会を、ショートプログラム(SP)トップの坂本花織(21=シスメックス)が制した。フリーも1位の143・50点を記録し、合計217・24点。昨季の全日本選手権上位10人のうち紀平梨花(トヨタ自動車)以外が名を連ねた大会で、22年北京五輪出場3枠入りを目指す、大事なシーズンをスタートさせた。

上位選手の得点、コメントは以下の通り。

<1>坂本花織(シスメックス)217・24点

「いつも自分はスロースターター。出遅れることが多かったけれど、今年はショート(SP)もフリーも、初めて1位で終われた。出だしとしては良かったです」

<2>宮原知子(木下グループ)196・28点

「今日は久しぶりに『全体を通して思い切って、いい演技ができたな』っていうのが第一の感想。いいスタートだったかなと思います」

<3>三原舞依(シスメックス)194・75点

「1つ1つをもっと完璧にしたい。今は悔しい気持ちです」

<4>樋口新葉(明大)193・41点

「率直にすごく悔しいです。(回転が抜けた)ループのところでちょっと…。いつもできているのに、できなかったのが悔しかったです」

<5>松生理乃(愛知・中京大中京高)192・56点

「今はすごく悔しい気持ちです。(転倒した3回転半は)回転は足りないけれど(練習で)右足では立てるようになってきました」

◆北京五輪への道 男女シングル代表は3人ずつ。1人目は全日本選手権(12月、さいたま)優勝者。2人目は同選手権2~3位、グランプリ(GP)ファイナル上位2人、同選手権終了時点での国際スケート連盟(ISU)シーズンベストスコア上位3人から総合的に判断。3人目は2人目の基準に該当した上で漏れた選手、同選手権終了時点でのISU世界ランキング、シーズン世界ランキング各上位3人、日本スケート連盟強化部が派遣した国際競技会、同部が指定した国内競技会におけるシーズン最高技術点の上位2人から総合的に判断して選出される。