【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】佐藤駿(20=エームサービス/明治大)が初の表彰台となる銅メダルを手にした。ショートプログラム(SP)4位から迎えたフリーは184・54点、合計270・82点で順位を1つ上げた。「今シーズンの目標として、ファイナルに出場してメダル取りたいっていうのがGPシリーズの優勝とともにあったので。まずファイナルに出場できて光栄ですし、メダルも取ることができたので、さらに思い出になったと思います」と歓喜に浸った。
冒頭の4回転ルッツで出来栄え点で2・46点の加点を得るジャンプを決めた。続く4回転フリップは転倒したが、以降は全ジャンプで加点と重ね、「悔いない演技でした。自分にとってはもう完全にマックスかなと思います」と全力を尽くした。
第6戦の中国杯でGPシリーズ初優勝を果たし、2年ぶりの大舞台への切符をつかんだ。「正直すごく緊張したんですけど、ここでやらないと(年末の)全日本(選手権)はもっと緊張すると思ったので。『もうやるしかない』と」と強気に攻めた。スタンドには他種目の日本勢もつめかけ、「応援がすごく聞こえた。いつも以上に頑張ろうという意欲がわきまました」と感謝した。


