平昌(ピョンチャン)パラリンピック・スノーボード男子バンクドスラローム下肢障害で金メダルの成田緑夢(24=近畿医療専門学校)が27日、ユーチューブで同競技からの引退を発表した。

 20年東京五輪(オリンピック)と同パラリンピックを本格的に目指すためで「金メダルを獲得出来たことで、1歩前進出来た。東京2020であったり、次の1歩に全力で挑むため引退を決めました」と理由を説明した。東京五輪で取り組む競技は模索中で、パラリンピックは陸上かトライアスロンでの挑戦が濃厚だ。平昌パラではスノーボードクロスの銅と合わせ2つのメダルを獲得した。