ホーム 東京オリンピック2020 卓球 ニュース RSS 銅メダルの伊藤美誠「正直、悔しい気持ちの方が大きい」一問一答 [2021年7月29日23時37分] 卓球女子シングルス3位決定戦でユ・モンユに勝利しピースサインを見せる伊藤(撮影・江口和貴) <東京オリンピック(五輪):卓球>◇29日◇女子シングルス3位決定戦◇東京体育館 世界ランキング2位の伊藤美誠(20=スターツ)が、シングルスでは日本女子初のメダルとなる、銅メダルを獲得した。4-1でユ・モンユ(シンガポール)に快勝。12年ロンドン五輪で石川佳純、16年リオデジャネイロ五輪で福原愛と、直近2大会連続で敗れていた鬼門の3位決定戦を逆転で制した。伊藤は前回大会の女子団体銅メダル、水谷隼と組んだ今大会の混合ダブルス金メダルに次ぐ、3つ目の五輪メダル獲得となった。試合後の一問一答は以下の通り。-メダルです伊藤 はい。すごく勝ったことはうれしいですけど、正直、悔しい気持ちの方が大きいかなと思います。-悔しいとは伊藤 勝ったことは1番だと思いますが、3位決定戦の時も、サーブレシーブはすごく良くなっていたんですけど、全体が良くなった状態で試合に臨めなかったので、そこは悔しい気持ちです。-いろいろな方が支えてくれたと思うが伊藤 負けた後も、たくさん励ましてもらって、すごく皆さん明るく接してくれて。実際、気持ちを切り替えることは早くできたんですけど、正直、勝っても、準決勝の悔しい気持ちと(3位決定戦で)自分がうまくいかなかった気持ちが、ちょっと残っています。-(インタビュー中、目に涙を浮かべ)その涙は悔し涙か伊藤 はい、悔し涙です。