世界69位の錦織圭(31=日清食品)が7-6、6-0で同66位のイリヤ・イワシュカ(27=ベラルーシ)を破り、準々決勝進出を決めた。五輪3大会連続での8強入りとなった。

試合後、錦織は「紙一重の試合だったと思います。何も考えない、何も考えられなかった。目の前の1ポイントだけ集中してやっていました」と振り返った。

これで、16年リオデジャネイロ五輪での銅に続くメダル獲得へ1歩前進。3大会連続でのベスト8入りとなったが「まだまだこれからなので、じっくりこの勝利を自信にして、明日の試合に臨みたいと思います」と話した。

錦織は同日、マクラクラン勉と組んだ男子ダブルスで、第1シードのクロアチアのペアと対戦する。