東京オリンピック(五輪)レスリング男子で銀メダルの文田健一郎が、父にパリで金メダルを誓った。3日の日本テレビ系情報番組「ZIP!」に、文田は特設スタジオから生出演した。一夜明けての心境は「一晩たって気持ち的にも落ち着いて、冷静にこの結果を受け止めているところです」と言葉少な。試合後は「全然寝付けなくて、自分の部屋で外を眺めてました」と、金メダルを逃した悔しさをにじませた。

母校韮崎工で父敏郎監督らが、部員らと応援するVTRが流された。文田は試合後のインタビューで、号泣しながら感謝の言葉を口にした。父は「涙もろい男なんで。自分の中で感謝の言葉を出そうと思うと、どんどん込み上げるものがあったと思う。しっかり感謝の気持ちを言ってくれたので、わが息子ながらいいなと。大したものだと思います」とほめた。

文田は深夜の1時半に父から「電話をもらったがとれなかった」という。父のVTRを見て「さすが父だなと。代弁してくれました。3年後を見てて下さいと言いたい。達成したわけではないので」と、24年パリ大会で今度こそ金メダルを誓った。