卓球世界選手権団体戦で銀メダルを獲得した男女日本代表が12日、開催地のロンドンから帰国し、都内で会見を開いた。女子で6大会連続銀の原動力となった張本美和(17=木下グループ)は「悔しい思いが強い」と振り返った。
準決勝まで6連覇中の中国との決勝では、第1試合で世界ランク2位の王曼昱を3-2で撃破。過去11戦全敗の難敵に勝利した。チームは2-3で敗れたものの「過去11試合をして1度も勝てていなかったので、勝ててうれしいです。団体戦ということもあって、相手も弱気な面があったと感じた。得意なバックハンドで相手より足りていないと感じた面もありましたが、総合的にあの日は良かったです」と手応えを示した。
閉幕翌日の11日には、国際卓球連盟(ITTF)が世界ランキングを更新。張本は順位を2つ上げ、自己最高の3位となった。「ファンの方で計算してくださる方がいるんですが、ちょうど発表される前に見て『3位に本当になれるのかな?』と思ったんですが、1位は目指していますけど、自己ベストでうれしいです」。一方で1位の孫穎莎、2位の王については「本当に強い。そこまではまだまだ遠い。2人は出る大会、必ず決勝まで出ている。自分はまだまだ」と力の差を口にした。
将来的に世界ランク1位にたどり着くには、プレーの再現性が重要だと説いた。「やっぱり王曼昱選手との試合をした時のようなプレーを常に毎試合やれるようにすること。まだあれは自分のものではなく、あの日出ただけ。まだ自分のものにはなっていないので。常に勝つかどうか分からないところまで持っていくことにするのが、自分がやっていきたいと思っているところです」と見据えた。


