サンフレッチェ広島の元日本代表MF青山敏弘(35)が、史上26人目のJ1通算400試合出場を達成した。広島一筋18年目。クラブではMF森崎和幸(430試合)に次いで2人目の大台到達となった。
<広島でのJ1通算出場数10傑>
430 森崎和幸
400 青山敏弘
365 服部公太
343 佐藤寿人
288 下田崇
258 森崎浩司
235 水本裕貴
230 柏好文
221 ミキッチ
216 森保一
J1初出場はプロ3年目だった06年7月19日の名古屋戦(瑞穂陸)。04年の入団1年目から右腓骨(ひこつ)骨折で長期離脱するなど度重なるけがに苦しんだが、そうした困難を乗り越え、06年以降にJ1デビューを果たした選手では初めて通算400試合出場を達成した。
12、13、15年と3度のリーグ制覇に貢献し、15年にJリーグのMVPを獲得。日本代表では13~19年に国際Aマッチ通算12試合1得点を記録し、14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会にも出場している。