サンフレッチェ広島が4連勝で1次リーグ最終節を残し、F組の首位突破を決めた。

初戦にアウェーで唯一の黒星をつけられた広州恒大(中国)戦。前半15分にCKからDF佐々木翔(29)のゴールで先制。後半は圧倒的に攻め込まれながら、全員が体を張って1点を守り抜いた。J1リーグ戦では3連敗と苦しむが、Jリーグ勢で1次リーグ突破一番乗りを果たした。

積極的に攻撃に絡んだ殊勲の佐々木は「勝ち点3をとって(1次リーグ)突破を決めるのが大事だった。チーム全体でハードワークしてきてその結果、全員で戦えた」とチーム力の勝利に胸を張った。5年ぶりの1次リーグ突破。前回14年は16強どまりだったが「まず1戦1戦。その結果で優勝を目指していきたい」と大きな目標を掲げた。