北海道コンサドーレ札幌DF進藤亮佑(23)が9日、熊本市内での全体練習に復帰した。2月22日リーグ開幕柏戦フル出場後、左膝痛で別メニューだった。もともと両膝に慢性的な痛みを抱えており、同27日に札幌市内で両膝のPRP療法を受けていた。オフ明けのこの日、フィジカルトレーニングを中心とした軽めのメニューを全て消化。「休んでいても良くなるものではないので、やれる範囲で」とチームメートと汗を流した。

高校時代から膝蓋(しつがい)腱炎(けんえん)に悩まされている。「付き合い方はわかっている」というが、今年はキャンプ中から痛みが出ており、Jリーグ公式戦の中断期間を利用して、再生医療に踏み切った。「しっかり状態を上げていけるようにやっていきたい」。高いパフォーマンスを求め、試合再開を待つ。【保坂果那】