鹿島アントラーズが敵地でFC東京に逆転勝ちし、4試合ぶりとなる勝ち点3を手にした。

先制点は東京。前半ロスタイム2分だった。前節の湘南戦でJ1デビューし2戦連続のスタメンとなったDF中村拓海がオウンゴールを誘発した。ペナルティーエリア内でパスを受け、ゴロでゴール前へパスを供給。鹿島DF関川郁万が出した足に当たったボールがそのままゴールに吸い込まれた。

後半3分、鹿島が追いつく。MFフアン・アラーノの後方からのクロスにFWエヴェラウドが頭で合わせ、1度GK林彰洋に防がれたもののこぼれ球を自ら詰めた。

さらに12分、鹿島が逆転に成功。MF荒木遼太郎がゴール前へ鋭い縦パスを送り、受けたMFフアン・アラーノが左足でたたき込んだ。

途中交代でFW永井謙佑、FWディエゴ・オリベイラらを投入した東京に対して最後まで流れを渡さず、鹿島が勝ちきった。