J1アビスパ福岡に新加入のブラジル人FWブルーノ・メンデス(26)が、2桁得点での貢献を誓った。

この日から福岡市内での練習に初合流。午後の2部練習後のオンライン取材に応じた。目標を問われ、昨季のリーグ9得点・ルヴァン杯3得点を引きあいに「昨年の数字を上回れるよう、力強くプレーしたい」と意気込んだ。

コロナ禍、来日後の隔離期間を経ての合流となったが、長谷部茂利監督(49)は動きについては「技術的には高いし、ブラジル人特有の明るさでうち解け、入りがいいなと感じた。いい顔をしていた。(対面し)得点やアシスト、守備面も期待していると話した」。昨季はセレッソ大阪でチーム最多9得点。得点力が課題の福岡の起爆剤として期待される。

また、この日から新加入のベルギー人MFジョルディ・クルークス(26)を除く外国人5選手が顔をそろえた。

192センチのDFカルロス・グティエレス(29)も取材に応じ「昨年はけがで長くチームを離れたが、トレーニングからいい状態で開幕を迎えたい。最高峰のリーグで楽しみ」と気合。昨季は開幕前の1月下旬に右膝十字靱帯(じんたい)損傷で大きく出遅れたが、昇格を争う11月に実戦復帰。以降は守備の柱(CB)としてけん引した守備の要が、今季も堅守を支える。

外国人6選手のパフォーマンスが、チーム目標の10位以上のカギを握りそうだ。

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