横浜F・マリノスは日本代表FWオナイウがエースの貫禄を示した。優勝した19年以来のリーグ戦6連勝。オナイウは2戦連発の今季12点目。得点ランキングも2位タイに浮上した。

オウンゴールで先制後、前半28分にFWエウベルの右クロスをヘディングで合わせた。19年優勝監督のポステコグルー氏がセルティック監督就任で退任後も、リーグ戦は4戦全勝。首位川崎Fとの勝ち点差を9まで縮めた。オナイウは「監督が代わっても、やることをやり続けた結果だと思う」と胸を張った。

五輪代表にFW前田を送り出しているほか、負傷中のDF畠中、出場停止のFWマルコス・ジュニオールと主力を欠いた。前田の定位置である左ウイングでは、19年MVPのFW仲川が約1カ月半ぶりに先発した。FW宮市の加入も決まり、前線の選手層は厚い。その宮市も試合前にピッチに登場し、会場で観戦。中断期間にコンビネーションを深めれば、横浜の攻撃陣はさらに迫力を増しそうだ。