少年男子の静岡県選抜は2-0で愛知県選抜を下し、51大会連続で国体出場を決めた。開始2分でFW山藤大夢(ひろむ、富士市立2年)が先制点。押し込まれる時間をしのぎ、後半ロスタイムにFW船橋京汰(磐田U-181年)が追加点を挙げた。9月25日開幕予定の「三重とこわか国体」で大会連覇を目指す。
苦しみながらも、意地を見せた。前半2分、スルーパスに抜け出した県選抜FW山藤は冷静だった。「GKが出てくるのが見えた」。GKをかわし、左足で先制点。その後は終始ボールを支配され、あわや失点となるクロスバー直撃のシュートも浴びせられた。それでも、粘りの守備を見せると、後半ロスタイムにFW船橋がダメ押しの追加点。勝利を決定付けたヒーローは「迷わず足を振り抜けた」と笑みを見せた。
チームはコロナ禍の影響で調整に苦しんだ。例年は2週間に1回のペースで練習会を行えるが、今年は直前合宿の3日間のみ。鷲巣延圭監督(41、藤枝東教諭)は「正直、チーム作りは難しかった」と苦悩を明かした。国体連続出場が懸かる重圧の中で勝ちきった。一昨年の茨城国体で優勝し、昨年は中止。今年は“連覇”が目標になる。山藤は「点を取ってチームに貢献したい」と力を込めた。【神谷亮磨】



